おりものを調べれば妊娠しやすい時期がわかる!

おりものを調べれば妊娠しやすい時期がわかる!?


妊娠を希望する女性であれば、基礎体温をつけたり、定期的な婦人科受診をすることで、自分の妊娠しやすい時期の予測をつけて、毎月チェックしていることと思います。体調に変化が現れる女性もいますし、基礎体温の変化によっても妊娠しやすい時期は、かなり正確に知ることができます。しかし、基礎体温表や婦人科検診以外で、自分の妊娠しやすい時期が手軽に予測出来る方法があることをご存知でしょうか。実は、おりものの状態を調べることで、排卵日は簡単かつ手軽に予測することができるのです。今回は、おりものを調べることで、妊娠しやすい時期を予測する方法についてお話したいと思います。

 

■妊活中こそおりものを見てほしい

妊活中の女性であれば、ぜひともまずはおりものが性周期によって分泌量も性状も違うことを知っておく必要があります。なぜなら、違いを知ることで、妊娠しやすい時期のおりものが、ほかの時期とは全く違った色や感触があり、全く別の役割をもっているとわかるからです。

 

■生理直後からのおりものの変化って?

生理直後から始まる卵胞期は、量が少なく、粘り気のない白いおりものが見られます。ショーツを汚すほど分泌されないこともあり、この時期のおりものは、あまり気にかけていない人が多いようです。しかし卵胞期がおわると、そのあとは、妊娠しやすい時期、つまり排卵期にはいります。排卵期が始まってすぐ、排卵日の数日前には、腟内の水分量がとても多くなります。さらさらとしたおりものがくさん出て、ショーツを汚してしまうこともありますが、この時はまだ粘り気が少ないので、汗やおしっこと勘違いしてしまう人もいるようです。

 

■排卵日のおりものは、こう変わる

排卵日直前や排卵日当日になると、いよいよおりものが変化します。おりものの分泌量は1ヶ月弱にわたる女性の性周期の中で最も多くなります。色も白色だった卵胞期までのおりものと違い、透明なゼリー状のおりものに変化します。さらさらとして水っぽかった今までのおりものとは違い、粘り気が出てきて、糸を引くほどの強い粘り気のおりものがみられます。 ショーツに残るネバネバとした、場合によっては不快感を伴うおりものは、排卵期のおりものである可能性が高いです。「いつもよりねばねばしているな」と思ったら、色もチェックしてみてください。ショーツの色によってはわかりにくいかもしれませんが、透明であれば、排卵日がやってきたことを示す体のサインです。

 排卵期が終わると、黄体期という、プロゲステロンという女性ホルモンが優位な時期にはいります。黄体期では、再びおりものは酸性に戻ります。そして、徐々に粘り気がなくなり、色も白っぽい色に近づいてきます。生理開始直前には、経血によって茶色っぽくなりますがこれは異常ではないのでご安心ください。

 

■妊娠しやすい時期のおりものの変化

なぜ妊娠しやすい時期は、おりものは今までとは違った性状に変化するのでしょうか。実は、これは、受精のためにおりものが重要な役割をするための変化なのです。私たちの体は、妊娠できるようにさまざまな準備を行います。その一環としてあるのが、おりものの変化です。妊娠しやすい時期、つまり排卵期とは、体が精子を迎え入れる準備をする期間です。その中でも、排卵日は、精子と卵子がしっかり受精をするように万全の体制を整えておくべき日。この時期に分泌量が増えることで、おりものは、精子をより円滑に膣内に導き、受精をしやすくしてくれるのです。粘り気があることも、受精を促すことに役立っているわけです。 排卵日の直前に、大量のおりものが分泌されるのは、腟内から受精の邪魔になる異物や雑菌を排除するためだと言われています。

 

■膣内は妊娠しやすい環境をつくっている

ちなみに、排卵日のおりものは、アルカリ性に変わります。排卵日以外のおりものは酸性を帯びていて、腟内に細菌が侵入してこないように守っているのですが、排卵日には、アルカリ性である精子をより迎え入れやすいように、アルカリ性に変化するのです。おりものは、排卵日以外は酸性に傾いていることによって、腟内を細菌などからまもる働きがあります。膣内射精を頻繁に繰り返している場合は、アルカリ性である精子の影響で中和されてしまうことがあり、その場合は、細菌性膣炎の発生率が高くなってしまいます。

 

■まとめ

いかがでしょうか。私たちの体は、受精に向けてとても合理的かつ機能的に作られています。体が教えてくれる小さな変化に注目して、ストレスの無い妊活を送ってみてはいかがでしょうか。

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